『思い出』 この曲を聴いてみる
作詞・作曲:ユウ


空が茜色に輝く時、僕らはよく影を踏んで遊んでいたよね
雲が薄暗い今を作っていても、僕らはそれに気づかずにはしゃいでいたよね

見るもの全てが初めてだったときの記憶はあるはずもないけど
僕らは元気に育ってきた
今は思い出の片隅に置かれちゃってるけど

つらいことがあったとしても、泣きたい日があったとしても
寂しかったことなんてないよ
社会のことなんて何もわかっていなかったけれど
僕らは涙を分かちあえたんだ


空にきれいな虹が現れたら、大はしゃぎして大空を見上げていたよね
風がどんなに強く吹く嵐の日だって、僕らはそれを遊びに変えて遊んでいたよね

珍しいものが大好きだったけど、すぐに飽きてしまって
懐かしいものも、ひとつもなかった
それでも元気にこうしてここまで生きてきたんだ

時々ひどいことを言ったり、ケンカもしちゃったけれど
ずっと友達でいられた
僕らを襲ったたくさんの出来事があったわけだけど
それが今の僕らを作ってくれた


つらいことがあったとしても、泣きたい日があったとしても
寂しかったことなんてないよ
社会のことなんて何もわかっていなかったけれど
僕らは涙を分かちあえたんだ

僕らは涙を分かちあえたんだ